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ボプトJapanベーシックコース②に参加しました!

 2020年2月2日(日)に東京築地の医療法人社団晃嶺会 鈴木歯科医院で行われたB.O.P.T. Japan®(ボプトJapan)の「ベーシックコース②」に参加しました。今回はベーシックコース①で学んだ基礎知識を臨床で実践する方法を学びました。器具や材料の使い方や臨床での手順を臨床例を通して確認しました。

 

【 形とスペース 】

 

 今までは仮歯(プロビジョナルレストレーション:プロビ)で歯肉の形態を整え、その歯肉の形態に合わせた被せ物(補綴物)を作製していました。ボプト理論はその逆で、仮歯や被せ物の形に歯肉が合ってくると考えます。これをPROFILI DI ADATTAMENT(プロフィーリ ディ アダッタメント)と呼びます。ラインのない形成の後半にポケットの内縁上皮をタービンにより一層削除(ジンジタージ)することで、歯肉の治癒の速さが6-15倍となるスイッチが入ります。ジンジタージの結果、歯牙に沿って歯肉が成長発育していくのですが、その方向や形態をプロビでコントロールすることで予知性の高い形で審美性を回復します。安定した結果を出すためには術者のスキルを高めることに加えて、補綴物を作製してくださる技工士さんとの密な連携が必要不可欠と感じました。

 

【 オーバーカウンツァーではなくファンクショナルカンツァー 】

 

 ボプトは被せ物だけではなく、ラミネートベニアや5級コンポジットレジン修復、破折歯やインプラントにも応用できる概念です。ボプトの概念を適用できるように開発されたインプラントがPRAMAインプラントで、現在ヨーロッパ中心に広く使われているようです。また臨床で頻繁に遭遇する歯肉の退縮による歯頚部欠損に対する5級コンポジットレジン修復についても学びました。サルデーニャテクニックや聖水盆テクニックと呼ばれ、退縮した歯肉をボプトテクニックを用いて回復させます。ボプトの応用例の広さに驚かされます。

 

 秋に開催予定のアドバンスコースに参加予定です。日本にはまだ伝わったばかりのボプトという概念ですが、1日も早く提供できるよう勉学に励み、研鑽を積んでいきます。宜しくお願いします。

 

【ボプトJapanコース】 

ボプトJapanベーシックコース①

ボプトJapanベーシックコース②

 

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